トップページ > 解説:プラセンタ百科「プラセンタとアレルギー疾患」

プラセンタは「抗酸化作用」と「肝細胞増殖機能」の2つの機能により、美肌美容健康アンチエイジングに効果をもたらします。実際、厚生労働省に効能が認められ、医薬品として認可されてから半世紀近く経つプラセンタもあります。
いつまでも若々しくありたいという方はプラセンタを一度、試してみてはいかがでしょうか。
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プラセンタ百科「プラセンタとアレルギー疾患」

アレルギー疾患の中でも症例の多いアトピー性皮膚炎は、遺伝的な素因も関係することがわかっており、皮膚のバリアー機能が弱く、水分保持能力も低いために乾燥肌になり、表面が傷つきやすい傾向があります。

一方、皮膚には、肥満細胞(核に比べて細胞質が大きな白血球の一種)が常在しており、体内に入ってきた抗原、さらに抗原に応じてリンパ球がつくる抗体(IgE)に刺激されて、ヒスタミンやヘパリンなどの炎症物質、セロトニンやプロスタグランジンなどの生理活性物質を放出します。

これは粘液の分泌を誘導したりして抗原を排除しようとする反応なのですが、これらの物質が鼻粘膜に作用すればアレルギー性鼻炎になり、気管に作用すれば喘息になります。

皮膚の場合には非常に不快で痒く、乾燥して傷つき、小さな傷口から新たな細菌などの環境抗原が入り込んできて症状が悪化します。

この状態がアトピー性皮膚炎で、多くの医療機関では炎症やかゆみを抑える薬の本命としてステロイド外用薬(副腎皮質ホルモン剤)を使ってきましたが、「強」から「弱」まで5段階に分かれたこの薬は、炎症の程度・部位・年齢などによる使い分けが難しく、症状に合わせて分量や塗り方も、薬を止める時期も変えなくてはなりません。

それを巧みに使って治療効果を上げている医師もおられますが、間違った長期使用によって皮膚の萎縮・色素沈着、紫斑、多毛、易感染性、副腎不全、胃潰瘍、ムーンフェイスなどの副作用を招くことも少なくありません。

先に見た安保教授の著書には、次のような説明が続いています。

アトピー性皮膚炎などアレルギー疾患を難治化させる拡大の原因は、ステロイド剤や消炎鎖痛剤の長期使用にあります。

アレルギー反応は、抗原や汚染物質を体外に排泄するために、体が必要にせまられて起こしている反応です。リンパ球が抗原を認識すると「抗原抗体反応」が起こり、発熱、炎症、かゆみ、発疹など、さまざまな不快な症状が現れます。

リンパ球による炎症反応はつらい症状となって現れますが、そこを通り抜けない限り体は治ってくれません。体が治る反応を、ステロイド剤で止めてはいけないのです。

患者さんは、この点をぜひ理解してほしいと思います。(文中一部省略)

ステロイド剤の長期使用は、病気を治すための治癒反応(炎症)を止めてしまうだけでなく、ステロイド剤が体内に蓄積されて病気を難治化させてしまうことにもなりますから、慎重のしにも慎重な対応が望まれるのです。

とはいえ、代わるべき薬が少ないのが現状で、かゆみの制御を目的とする抗ヒスタミン剤や、アレルギー炎症を抑える抗アレルギー剤がありますが、これらには眠気・倦怠感、薬疹、口渇、肝機能障害といった副作用も報告されています。

アトピー性皮膚炎の治療の中心にも、プラセンタを位置づけています。

プラセンタは一般にステロイドを治療に使う病気(アトピー性皮膚炎をはじめ、気管支喘息、慢性関節リウマチ)などへの優れた効果が知られています。

それは、プラセンタに含まれた各種の免疫抑制物質(妊娠初期因子、ビタミンD3、オメガ3系多価不飽和脂肪酸、ガングリオシド、コンドロイチン硫酸、グルコサミンなど)が複合的に働き、アレルギー反応や炎症反応を起こすサイトカイン(細胞間情報伝達物質)の分泌を抑制・調節するための効果であると考えられています。

さらに、プラセンタには健康な皮膚をつくる「基礎代謝向上作用」や「創傷回復促進作用」、「肉芽形成促進作用」などの働きがありますから、炎症を抑えるだけでなく修復する(肌を綺麗にする)効果を発揮するのです。

しかも、副作用がほとんどなく、使用を中止しても急なリバウンドの心配はありません。

プラセンタ療法に加えて、漢方薬の「消風散」「当帰飲子」「十味敗毒湯」「治頭瘡一方」「温経湯」「四物湯」などを患者さんの状態に応じて処方し、通院しにくい患者さんには積極的にこれらの他、プラセンタ健康食品(経口投与)を使います。

漢方薬はステロイド剤や抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤よりも、副作用が少ない点も魅力です。

アレルギー疾患である花粉症、気管支喘息、関節リウマチを初め、非常に症例の多い肩こり・腰痛・膝関節痛、あるいは神経痛や胃潰瘍や便秘に対しても、プラセンタが良い成績を挙げています。

参考になさってください。

なお、プラセンタは健康効果に加え、酸化から胎児を守り成長を促すパワーから、更年期障害のほか、美白、美容、アンチエイジングに大きな効果があります。ご興味がある方はぜひ一度、プラセンタサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。

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