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プラセンタは「抗酸化作用」と「肝細胞増殖機能」の2つの機能により、美肌美容健康アンチエイジングに効果をもたらします。実際、厚生労働省に効能が認められ、医薬品として認可されてから半世紀近く経つプラセンタもあります。
いつまでも若々しくありたいという方はプラセンタを一度、試してみてはいかがでしょうか。
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プラセンタの基礎知識「プラセンタでコラーゲンを増やそう」

最近よく耳にする美容成分「プラセンタ」ですが、どういうものなのでしょうか?

老化の大きな原因は「酸化」です。酸化によって細胞が徐々に劣化し、本来の機能が失われていく過程がまさに老化であり、一説には現代病の90%は酸化に伴う活性酸素がもたらしていると言われています。

胎盤の重要な役割の1つが子どもをこの酸化から守ることであり、そこから生成されるプラセンタには、活性酸素を除去し細胞の劣化を防ぐ「強い抗酸化作用」があります。つまり細胞レベルで老化を防いでくれる効能がある、ということです。

それと並んでプラセンタの効能として指摘されているのが、「肝細胞増殖機能」です。体内の毒素を分解する臓器として最も重要な肝臓ですが、肝臓がこの作用により活性化されれば新陳代謝が活発になり、新しい細胞の生成が促され、不要な毒素が分解されていきます。

そのようにアンチエイジングや美容、健康維持への効果が期待されるプラセンタですが、コラーゲンを生成する効果があることをご存知でしょうか。

コラーゲンとはたんぱく質の一種ですが、体の皮膚や筋肉、関節など、全身のあらゆるところに存在し、それらの細胞をつなぎ止める効果があります。コラーゲンは細胞間の「糊」のようなものと言えるかもしれませんが、糊のイメージの通り、細胞の外側に存在し、細胞と細胞の間の区切りのような役割を果たし、細胞同士をきれいに整列させる働きを持っています。

また、コラーゲンには弾力性があることから、骨や軟骨内のコラーゲンが骨を守り骨折を防いだり、皮膚の弾力感や強度を保つ働きがあります。

加えてコラーゲンには接する細胞が増殖したり、分化することを促す効果があることが分かってきました。単に細胞と細胞をつなぐ働きだけでなく、細胞を増殖させる機能があるというのは驚きですね。細胞の新陳代謝やターンオーバーを促す効果もありそうです。

コラーゲンはそうした働きが評価されて、美容成分としても人気ですね。各種美容成分の中で、コラーゲンが売上高では1位であるというデータを見た事があります。美肌成分の代表格としてコラーゲンの人気は不動なのかもしれません。

そんな美容や美肌に有効そうなコラーゲンですが、体内のコラーゲンを増やそうと思っても、単純にコラーゲンを摂取したりお肌に塗ればいいというものではないようですね。というのもコラーゲンを摂取しても胃腸で分解されてしまいますし、お肌に塗っても時間が経てば古い皮膚と一緒に体外に排出されてしまうからです。

ではどうすれば体内のコラーゲンを増やせるかと言うと、その方法の1つとして、プラセンタを摂取すれば体内のコラーゲンが増えることがわかってきました。

スノーデン社が実施した実験では、上記の通りお肌のハリや弾力のもととなるコラーゲンのほか、ヒアルロン酸やエラスチンなどを作り出す基礎細胞である線維芽細胞が、プラセンタエキスによってどういう影響を受けるのかが調査されました。

ヒトの線維芽細胞を培養するシャーレにプラセンタエキスを加え、そうでないシャーレとで、この線維芽細胞の量や、そこから生成されるコラーゲンがどう変化するのか比較したのですね。その気になる結果はといえばこうなったようです。



やや不鮮明なグラフですが、左側のグラフがシャーレ内の線維芽細胞の数で、右側のグラフがシャーレ内のコラーゲンの量ということになります。

そしてピンクと黄色の折れ線グラフがプラセンタエキスを加えた場合で、中でも黄色が最もプラセンタエキスの添加量が多いケースですが、10日目の数値を見れば、その黄色い折れ線グラフが、線維芽細胞の数でも、コラーゲンの量でも最も多くなったことが分かります。

つまりプラセンタエキスが、コラーゲンを生成する基礎細胞である線維芽細胞の数を増やし、結果的に生成されるコラーゲンの量も増やしてくれた、ということですね。

プラセンタの美容効果・美肌効果を期待されている方にはとても心強い結果だといえます。

コラーゲンが含有されていることを謳うサプリメントや栄養ドリンク、基礎化粧品を利用してもどうも美肌効果を実感できなかった方は、体の中からコラーゲンを増やしてくれるプラセンタを試してみてはいかがでしょうか。

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