トップページ > 解説:プラセンタ百科「プラセンタとデトックス」

プラセンタは「抗酸化作用」と「肝細胞増殖機能」の2つの機能により、美肌美容健康アンチエイジングに効果をもたらします。実際、厚生労働省に効能が認められ、医薬品として認可されてから半世紀近く経つプラセンタもあります。
いつまでも若々しくありたいという方はプラセンタを一度、試してみてはいかがでしょうか。
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プラセンタ百科「プラセンタとデトックス」

一般にデトックスといえば、重金属などの「蓄積した有害物質」に着目してそれを排除することを指しますが、実はそういうモノだけが問題なのではありません。

体内にあって重要な働きをしている血液や水分も、それが量的に余分であったり、流れずに滞ってしまった場合には、健康を害する毒になるのです。

体全体の生理的バランスを大切に考える東洋医学では、古くからこのことの重要性を見抜いてきました。

生命を支える血液であっても、あればいいというものではありません。

全身を隈無くサラサラと循環してこその血液であって、流れが鈍ったり淀んでしまったら、その状態そのものが“毒”ということになり、解毒(デトックス)の対象になるわけです。

胸がつぶれるような不幸に襲われたとき、私たちは悲嘆に暮れているその人を見て「お気の毒に…」と言います。不幸が、その人の体内を巡っている「気」の流れを塞き止めて、次々に苦悶という“毒”を生み出しているのです。

ですから、その“気の毒”を出してしまわなければ、元気は戻ってきません。時とともに少しずつ不幸を忘れ去り、新しい夢をはぐくむことが、この場合には解毒の役を果たしてくれることでしょう。

それと同じように、血液の流れが悪化したために体の不調や変調が起きているのであれば、原因であるその滞留(毒となっている状態)を解消すること自体がデトックスなのです。

この場合には、重金属のようなモノはありませんが、滞った血液や浮腫(むくみ)を招いている体液の滞留をデトックスの対象として治療を考えなくてはなりません。

つまり、生きる上で絶対に必要な血や水分が、それ自体の量や性質が変動することによって毒になり、また、その人の体調の変化や生活環境の悪化(運動不足など)によっても毒になるのです。

誰もが気にしている生活習慣病についても、同様のことが言えます。血糖、尿酸、コレステロール、中性脂肪が多過ぎれば生活習慣病の原因になりますから、それを適切なレベルまで下げることもデトックスの一環であると言えます。

デトックスの大切さを訴えようとするとき、どうしてもわかりやすい具体的な毒性物質、例えばダイオキシン、残留農薬、食品添加物、水道水や野菜や魚介類に含まれた汚染物質、タバコの煙など、体内に蓄積する危険性の高いモノを事細かに並べ立てることになり、それはそれで重要なことではあるのですが、今述べたような体内の血液や水分、過剰な血糖や尿酸、コレステロール、中性脂肪などを出してスッキリさせることも、治療の一環として必要であることを忘れないでほしいのです。

話は飛躍しますが、誰もが貯めること、貯まることを拒まないお金にも同じことが言えます。

お金の別称である「通貨」は「流通手段・支払い手段として機能する貨幣」といった意味ですから、使われてこそのお金なのではないでしょうか。使われなければ、食べた後の「満腹感」と同じようにご本人が満足するだけで、隣人の笑顔を引き出すこともできないでしょうし、世の中の活性化のためにも役立ちません。

下手をすれば恨みを買ったり、出来心を誘って罪作りな結果にならないとも限りません。

つまり、手元には必要なだけあることが理想で、あり過ぎれば毒になってしまうのです。

栄養もそうです。その人が活発に活動する必要量以上の余剰は、例えば脂肪となって溜まり、その溜まり過ぎは不良在庫が会社を危機に追い込むように、毒と化していきます。

なければ困りますが、あり過ぎて動かない(つまり代謝不良になる)のも困る−「過ぎたるは及ばざるが如し」です。

東洋には「中庸」を大事にしてきた伝統があるのですから、その「過不足に注意し、極端に走らない」という知恵に習い、プラスとマイナスの兼ね合いを図っていきたいものです。

そこで本題に戻ると、プラセンタのデトックス効果は単に体内の有害な重金属などを外へ出すだけでなく、今述べた血液や水分や、多すぎる脂肪やコレステロールなどの調節にまで及んでおり、その薬理作用が一方通行ではないという特長が見られます。

すなわち「足りないものは補い、多すぎるものは抑える」という両方向への働きで、まるでプラセンタにはバランス感覚が備わっているかのように、体内の諸条件をちょうどよいところへ収める働きが見られるのです。

こうしたプラセンタの調節機能は、他のデトックスを目的とした健康食品と見比べても、また、例えばむくみがあるときに過剰な水分を出す利尿剤に比べても、機能の仕方が大きく異なり、しかも副作用がないのです。

なお、プラセンタはデトックス効果だけでなく、酸化から胎児を守り、成長を促すパワーから、更年期障害のほか、美肌や美白、美容、アンチエイジングに大きな効果があります。こうした体調をより健康にする成分を活用することも重要ですね。

ご興味がある方はぜひ一度、プラセンタサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。

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