トップページ > 解説:プラセンタ百科「プラセンタ活用事例/Hクリニック(2)」

プラセンタは「抗酸化作用」と「肝細胞増殖機能」の2つの機能により、美肌美容健康アンチエイジングに効果をもたらします。実際、厚生労働省に効能が認められ、医薬品として認可されてから半世紀近く経つプラセンタもあります。
いつまでも若々しくありたいという方はプラセンタを一度、試してみてはいかがでしょうか。
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プラセンタ百科「プラセンタ活用事例/Hクリニック(2)」

稗田憲太郎氏の医学業績については以前よりよく聞かされており、当時、私の父が久留米大学医学部病理学教室助教授であった時の前任教授が、稗田憲太郎氏であったそうです。

その後、退職した憲太郎氏が久留米組織再生研究所長の時、私は父に連れられ、よく憲太郎氏の研究所内で遊んだ記憶があります。

私が医師になり2年目の頃、大学病院に勤務した時の患者さんが薬物性肝炎になり、他の薬物療法では効果がなく、最後にラエンネック(杏林薬品)を使って肝炎が軽度改善し、スタッフに自慢したことを覚えています。

当時、私は父の書斎にあった憲太郎氏の著書を拝借したことがありますが、今その本を再読すると、改めて今日、更年期障害や更年期疾患による不定愁訴で悩んでいる多くの方たちへのプラセンタ療法の有効牲が認められたことの意義を再確認しました。

その本に記された胎盤の生物学的活性 は、現在および今後のEBMに基づく婦人科医療に、改めて貢献するのではないかと思います。

その本の内容の一部を紹介しますと、憲太郎氏がまず検討したのは、胎盤の生物製剤であるLaennec-Hieda内に、脳下垂体前葉ホルモンの一つであるGonadotrophinが含まれているかどうか、もう一つはLaennec-Hieda内に卵胞ホルモンが含まれているか、の二点だったのです。

その研究結果は、原文では、「Laennec-Hiedaは幼若並に成熟卵巣や子宮等の発育を更に促進することはないが、老化卵巣において卵胞の発育を促進せしめることは明らかで、興味が感ぜられる。Laennec-Hieda投与によって未成熟に終わるべき卵胞に一部が成熟に到ることは、Laennec-Hiedaが斯様な再生力を有することを示すものであろう。更年期、又は老年期の女性にLaennec-Hiedaを投与して、 一部卵胞に発育と活動が起こることは、Laennec-Hiedaが個体を若返らせると了解して差し支えはなかろう。」と結論づけられています。

また、卵胞ホルモンの存在については、「即ち、去勢後30日を経ると子宮並びに膣の萎縮が現れ、膣壁は菲薄になるが、去勢と同時にLaennec-Hiedaを投与すると萎縮は現れない。組織学的に検すると、対照例においては萎縮所見のみがみられ、卵管上皮の丈が低く、子宮粘膜上皮も低く、腺数が減じ、筋層はやや菲薄であり、膣粘膜の形成が少なく、上皮の丈は低く、粘膜下層は粗相で、筋層は著しく薄い。去勢と同時に、Laennec-Hiedaを投与した例には斯様な所見は全く認められず、正常である。子宮や膣の発育が卵胞ホルモンに支配されていることは定説であり、Laennec-Hieda内に同ホルモンの存在を断定し得る。」

と述べています。

以上の文献に記載の他、プラセンタ製剤にはEBMに基づいた臨床的な効果が多数ありますから、私も今後は更年期医療のみでなく、不妊治療にも臨床応用したいと考えております。

参考になさってください。

プラセンタは健康効果に加え、酸化から胎児を守り成長を促すパワーから、更年期障害のほか、美白、美容、アンチエイジングに大きな効果があります。ご興味がある方はぜひ一度、プラセンタサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。

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