トップページ > 解説:プラセンタの基礎知識「馬プラセンタと豚プラセンタ、どちらがいいの?」

プラセンタは「抗酸化作用」と「肝細胞増殖機能」の2つの機能により、美肌美容健康アンチエイジングに効果をもたらします。実際、厚生労働省に効能が認められ、医薬品として認可されてから半世紀近く経つプラセンタもあります。
いつまでも若々しくありたいという方はプラセンタを一度、試してみてはいかがでしょうか。
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プラセンタの基礎知識「馬プラセンタと豚プラセンタ、どちらがいいの?」

最近よく耳にする美容成分「プラセンタ」ですが、どういうものなのでしょうか?

老化の大きな原因は「酸化」です。酸化によって細胞が徐々に劣化し、本来の機能が失われていく過程がまさに老化であり、一説には現代病の90%は酸化に伴う活性酸素がもたらしていると言われています。

胎盤の重要な役割の1つが子どもをこの酸化から守ることであり、そこから生成されるプラセンタには、活性酸素を除去し細胞の劣化を防ぐ「強い抗酸化作用」があります。つまり細胞レベルで老化を防いでくれる効能がある、ということです。

それと並んでプラセンタの効能として指摘されているのが、「肝細胞増殖機能」です。体内の毒素を分解する臓器として最も重要な肝臓ですが、肝臓がこの作用により活性化されれば新陳代謝が活発になり、新しい細胞の生成が促され、不要な毒素が分解されていきます。

このようにアンチエイジングや美容、健康維持への効果が期待されるプラセンタですが、原料としては主に馬プラセンタと豚プラセンタの2種類があるのをご存知でしょうか?

もともとは牛のプラセンタもあったようですが、狂牛病などのリスクから利用が控えられ、代わりに豚プラセンタが広まり、その後、より高級なプラセンタ原料として馬プラセンタが支持を集めている、という歴史があるようです。

変り種としては羊のプラセンタや、マリンプラセンタ、植物プラセンタなどと言うよくわからない製品までありますが(魚や植物には当然、胎盤はありません)、主流は馬プラセンタと豚プラセンタの2種類です。

当然のことながら、この2つは互いに対する優位性を説くわけですが、馬プラセンタ製品でよく見かけるのがこの図ですね。



これはプラセンタ100gあたり、どれくらいのアミノ酸が含まれているかを表す図ですが、これだけ見れば確かに100gあたりのアミノ酸量は馬プラセンタの方が圧倒的ですね。これは馬が豚の3倍近い、11ヶ月もの妊娠期間を持つため、と解説されています。

これだけ見れば、確かに馬プラセンタの方が優れているように感じますが、しかしよく考えれば素直に納得できない点がいくつもあります。

1つ目は、ほとんど全ての馬プラセンタサプリメントで、原料にどれくらいの馬プラセンタを利用しているのか公開していない点ですね。一方、豚プラセンタは「プラセンタエキス」の量や、そこから逆算してどれくらいのプラセンタが原料として使われているのか公表している製品も多いです。

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馬プラセンタも豚プラセンタも、原料はどちらも同じ量のプラセンタを利用している、という前提であれば、馬プラセンタの方が良さそうですが、果たしてその前提が正しいのかどうかは、プラセンタ量を公開してくれないことには消費者からは分かりません。

2つ目は、確かにアミノ酸の量は馬プラセンタの方が多いかもしれませんが、ユーザーが期待しているのは上記の通り、「抗酸化作用」や「肝細胞増殖機能」だったりします。決してアミノ酸をたくさん摂りたくてプラセンタを飲んでいるわけではないのですね。このような効能はプラセンタに含まれる「成長因子」によってもたらされていると言われていますが、これはアミノ酸とは関係ありません。

だとすると、馬プラセンタの方がより効果がある、とは言えませんね。

一方、豚プラセンタ製品でよく見かけるのがこの理屈です。



つまり、馬よりも豚の方が遺伝子的に人間に近いというわけですね。そうなのかもしれませんが、それはあくまで比較論であって、種という観点からすれば馬も豚もヒトからかなり遠い種であるのは間違いありません。サルや類人猿がヒトに近いというならまだしも・・・。

加えて、仮に豚プラセンタの方が遺伝子的に近いとしても、それでもやはり豚プラセンタの方がより効果がある、とは言えませんね。

そんなわけで、知りうるかぎり、馬プラセンタの方がいいのか、豚プラセンタの方がいいのか、はっきりその効果の差を現すデータを見た事がありませんので、今のところ「引き分け」といった状態です。

あとはやはり自分で利用して効果を比較するしかないですね。

当サイトで試した限りにおいてはこの2つに明確な違いはなく、むしろ馬か豚か、という差よりも製品の差の方が大きい気がしました。つまり馬プラセンタでも豚プラセンタでも効果が感じられるものがある一方で、馬プラセンタでも豚プラセンタでも効果を感じられないものがある、ということですね。

加えて、客観的なデータから言えば、馬プラセンタのものも、豚プラセンタのものも、どちらもよく売れています。これはつまり、両方に一定の効果があり、利用者の方々が満足して継続している証左ですね。

馬プラセンタがいいのか、豚プラセンタがいいのか。どちらもお値段が手頃な商品が用意されていますので、論より証拠。ぜひ一度、試してみてはいかがでしょうか。

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