トップページ > 解説:プラセンタ百科「プラセンタ再生医療への期待」

プラセンタは「抗酸化作用」と「肝細胞増殖機能」の2つの機能により、美肌美容健康アンチエイジングに効果をもたらします。実際、厚生労働省に効能が認められ、医薬品として認可されてから半世紀近く経つプラセンタもあります。
いつまでも若々しくありたいという方はプラセンタを一度、試してみてはいかがでしょうか。
>>>最新のプラセンタランキングはこちら

プラセンタ百科「プラセンタ再生医療への期待」

多くの研究によって、胎盤=プラセンタからは、非常に多くの「細胞増殖因子(Growth Factor)」が発見されてきました。

細胞増殖因子というのは、細胞が分化・増殖するためのスイッチを「オン」に入れる作用をする物質で、ほんの僅かな量で敏感に働く機能性を持っています。

私たちの体は、多種多様な機能を持つ細胞が集まってできていますが、もともとは一個の受精卵です。その受精卵が分裂・増殖をしながら、特定の機能を持つ細胞へと変化していくことを「分化」といい、その過程でまだ機能が特定される前の未分化の細胞―あらゆる器官になり得る状態にある細胞がはいせいかんさいぼう「胚性幹細胞」(ES細胞:Enbryonic Stem Cell)です。

そこへ「細胞増殖因子」が作用することによって内胚葉・中胚葉・外胚葉へと分化し、さらに内胚葉は「食道・胃・腸・肝臓」などへ、中胚葉は「骨・筋肉・血管・生殖細胞」などへ、外胚葉は「皮膚・神経・脊髄・歯・口」などへと分化し、受精後8週目頃には未熟ながらすべての器官が揃い、その後は急速に赤ちゃんへと成長していきます。

そこで、この未分化のES細胞を誘導すれば、新たに目的の細胞・組織・器官をつくり出す可能性が出てくるわけで、アメリカのJ・トムソン教授(ウィスコンシン大学)らがその基礎になるES細胞の分離培養技術を発表した1998年頃から、その実用化が一気に現実味を帯びるようになりました。

これが再生医療の一つの流れですが、それ以前から進んでいたもう一つの研究が、肝細胞増殖因子などのサイトカイン(細胞間情報伝達物質)による細胞や組織の再生です。

私たちの体では、肝臓・腎臓・消化管・皮膚・血管系などの組織や臓器で見られるように、すでに分化を終えた細胞(その機能が決まった細胞)であっても、傷つけば即座に増殖を始めて再生と修復が進みます。例えば肝臓の再生はドラマチックで、生体肝移植で移植された約400gの肝臓は、1ヵ月で約1kgの大きさにまで再生するほどです。

この肝細胞の再生を促す因子が「肝細胞増殖因子」(HGF= Hepatocyte Growth Factor)で、中村敏一教授(大阪大学大学院医学系研究科未来医療開発専攻)らが「肝臓の再生物質」として発見し、その後の研究で肝細胞に限らずほとんどの臓器において細胞壊死を防ぎ、修復することがわかったため、細胞や臓器の再生物質として大きな注目を集めるようになりました。

胎盤が分泌する多くの細胞増殖因子の重要な一つが、この肝細胞増殖因子なのです。

これを実験動物に注射すると、肝臓・腎臓・心臓血管・脳神経などの病変の修復に有効であることが判明し、各種の難治性の疾患の治療に明るい光が当たることが期待されています。

アメリカでもこうした細胞増殖因子の臨床応用が進んでおり、J・イズナー教授(タフツ大学)らが1994年から、肝細胞増殖因子に似た血管内皮細胞増殖因子(VEGF)の遺伝子を数百人の患者さんの足に注射し、そのうち70%が切断を免れたと報告していますし、同じく心筋梗塞の患者さんに対する血管内皮細胞増殖因子の遺伝子治療も始まっているそうです。

再生医療はそれ以外にも、例えばパーキンソン病・心筋梗塞・脊椎損傷・白血病・糖尿病・肝臓病などの新しい治療法としてその応用が待たれるのですが、過大な期待が研究論文のねつ造という不幸な事件を招いてしまったほど、その実現は世界的な悲願ともいえるのです。

参考になさってください。

なお、プラセンタは美肌効果だけでなく、酸化から胎児を守り、成長を促すパワーから、更年期障害のほか、美白、美容、アンチエイジングに大きな効果があります。こうした体調をより健康にする成分を活用することは重要ですね。

ご興味がある方はぜひ一度、プラセンタサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。

>>>プラセンタランキング

プラセンタ百科

トップページ
プラセンタ比較
プラセンタ百科

目次

トップページ
プラセンタ比較
プラセンタの基礎知識
ゼロから分かるプラセンタ
今さら聞けないプラセンタ
プラセンタ百科

口コミを投稿する